The team
2021年1月にアルピーヌF1チームのレーシングディレクターに就任。現在はアルピーヌCEOのローレン・ロッシ直属として勤務している。
アルピーヌに来る前はMotoGPに携わっており、2020年にはライダーズ(ジョアン・ミル)およびコンストラクターズ(SUZUKI)のダブルタイトル奪取を支えた。
イタリアのモンツァ近郊で育ったダビデ・ブリビオは、子供の頃から地元でモトクロスレースに興じ、モータースポーツへの情熱を育んだ。1990年、スーパーバイク世界選手権を戦うチームの広報担当としてモータースポーツのキャリアを開始。1992年にベルガルダ・ヤマハレーシング、1995年にヤマハファクトリーチームの監督を歴任し、2002年にはヤマハMotoGPチームの監督へとステップアップを果たす。2004年から2010年にかけて、ライダーズタイトル4回、コンストラクターズタイトル4回というチームの黄金期を支えた。また、バレンティーノ・ロッシ引き抜きの立役者として、2013年まで彼のコンサルタントも務めた。
2015年にスズキのMotoGP復帰にあたり、デビッドはチームマネージャーとして、才能ある若いライダーを育成するとともに、チームが業界トップへと上り詰める役割を担った。